自家栽培
温州みかん 10キロ箱



天草ふかみの
甘夏



土日など関係なし。基本的に休みなどございません。
 一応の営業時間
 9:00〜19:00
時間外対応。深夜でない限り、おそらく大丈夫。


 ※注文書はPDFになります。

経営者情報

こんばんわ。生産者兼、経営者兼、HP管理者の須崎です。
当店は細々とした完全個人経営の隠れ店舗でやってます。
「美味しいところを見つけた」と、思っていただければ幸いです。
特定商品取引法の表記
プライバシー・ポリシー
自家栽培 天草・ふかみ産
晩 柑
 
 私の地元・天草産でけっこう有名な「晩柑」。一度食べた人にはけっこう好評で、他の地方ではあまり見かけない種類らしい?。
俗に「夏みかん」で知られる大きさながら、夏みかんではありません。「ザボン」、「八朔(はっさく)」、「甘夏」など、類する物もあるけれど、個人的にもこれが一番。
 酸味と甘味の微妙な融合。さっぱりとした味の濃さ。汁気もほど良く実もしっかり。食べたら判る味の違い!。「夏みかん」系の柑橘は酸味が強くて・・・と言う人ほど食べてもらいたい。

 その一押しみかんの「晩柑」。露地栽培の宿命か、消毒不足の影響か、色良し、形良しの見かけ一級成果はなかなか出来ない代物。某「デコポン」のようにハウス栽培や、一玉ごとの袋掛けなどやれば良いのかも知れないけど、そこまでやったら自然の恵みが損なわれる???。

でも見かけはまったくと言っていいほど関係なく、味は遜色ないんです。ホントです。

 それでも「売れる品物」はやっぱり見た目。農薬バリバリの綺麗な物は高値で、消毒不足の小汚い物はアレレと言うほど適当な値段。買い取る側は「綺麗な物作ってね」ですが、農薬ドップリはどうも自分の志しが許さない・・・。
 「味が命」が信条であるため、多少の汚れは納得していただきたい!。生産者の勝手な言い草ですけど!。

と、いうわけで、いわゆる「わけあり」、簡単に言うと「傷物・汚れ物」といった、見た目美しくない物の特価品です!!

 でも気分的には「わけあり品」という意識はあまりありません。見かけよりも味にこだわると、ホントに変わりないからです。むしろ、汚いのは消毒不足のあらわれ。手抜きの消毒は「食の安全」を唱える今風かも?。

※よく見えても、実際はこのような感じ。きれいごとは言いません。汚いほうが美味しいんです。

多少の汚れ、傷物を気にしない解っていただける方専門です。ゆえにご贈答などには向かないかも知れません。ご贈答する場合は、「汚いけど美味しい」をお伝えください。


 とは言えこういった「わけあり品」はけっこう怖いですよね。一体どれくらいのわけありなのか、買う立場なら不安や疑問は当然です。
 でも売る方も同じです。「汚い」、「傷あり」を連呼してきましたが、あまりにも汚すぎたらお客さまからクレーム来るのではないかと思います。そうならないよう、「納得出来るわけあり品」にするつもりです。
 実際に見ていただけたなら、「案外キレイだ」と言っていただけるよう努めます。生産者のプライドに掛けて!。
 「買って良かった」、「食ったら美味い」と、感じさせるとこが狙いであり喜びです。


  旬のフルーツ! 期間は4月上旬〜6月上旬頃まで!



天草晩柑について
 本来「晩柑」とは字のごとく、晩成型の蜜柑の総称。ただ単に実の時期が遅いというわけでなく、収穫時期が長いと言った感じ。他の柑橘類は収穫の一定時期を過ぎると、「素上がり」といった水分と共に糖度も減って美味しくなくなりますが、晩柑の場合はその時期が長く、3月〜8月が食べ頃と晩生(おくて)と言ったところから「晩柑」となったのでしょう。でも早期は水分が多く酸味と糖度も強く、後半は水分少なめで実がポロポロしてさっぱりした味など微妙な違いもあります。まあ、これは好みなのですが、どちらも美味しいかと思います。

 歴史から言うと本来は「河内晩柑」と言われ、熊本県の河内地方が出身地とされます。ブンタンからの亜種で偶然成ったようです。現在では熊本県では天草産が主要を占めているようで、私の地元でも盛んです。
 和製グレープフルーツとか呼ばれています。まあ、イメージ的には合いますが、味の酸味が違うような?。また、有名処では愛媛県の「愛南ゴールド」や「宇和ゴールド」も同じ晩柑のようですね。ゴールドと言うほど光ってちゃいないのですが、なんか凄そうで特上品の響きです。うちの地方もハイカラな名前でも付ければカッコいいんですけどね。

 ちょっと有名になるとあちこちで植えられる柑橘類ですが、案外爆発的にあちこちに伝播しなかったのは、気候や地域の性質でしょうか。温暖な気候、海に囲まれ潮風の当たる地域特性、平野がないから自然とだんだん畑となって日当たり風当たりが好条件化など、天草に当てはまったのでしょう。まあ、温暖と言っても冬はそれなりに寒いし、台風も来やすく潮風と言えない強風バリバリなんですけどね。
 まあ、そういうわけで割と人気ある天草の晩柑。珍しいからでなく美味しいからと、一度食べた方がお求めになってくれてます。ありがたいです。



美味しいのには理由がある!
 晩柑に限らず、柑橘類の旨味を決めるのは日当たりと土壌。日光を満遍なく当てることが育成の基本。せっかく大きくなった枝だけど、日当たり良好のために惜しまず選定。
 そして土壌には春、夏、秋と魚ぼかし配合の肥料をたっぷり振り撒きます。ついでに春先にワカメ漁で出たカスのワカメの軸をそのままばら撒きます。通常、塩がついている物を樹木に投与するのは根を傷める行為ですが、これぐらいの刺激は樹木を鍛えるとスパルタ肥料?。結果的には雑草の一時除去には効果的です。
 その他、秋には小玉の摘果、冬には不要に伸びた若枝の選定と、なんやかんやと手間が掛かりますが、この手間こそが美味しくなる理由と思ってます。


汚いのには理由がある!
 味が第一と言われつつも、やはり見かけは大事。汚いブサイクな形の品より、鮮やかで綺麗な品が受けるのは当たり前。汚いと美味しく見えないから当然でしょう。
 汚い原因の第一は消毒不足。果実が成熟するまでは害虫や細菌、寒さや日焼けなど様々な障害があります。これを予防するには、一に消毒、二に消毒。徹底的にやると、実際に綺麗な物が多くなると思えます。でも露地栽培の宿命かそれは100%みんな綺麗に出来上がることはありません。マメにやったのに効果が出ないときはグッタリきます。
 でも汚い物も綺麗な物も味には変わりがありません。どうせ効果にバラつきがあるなら、効率的な消毒をと考え、必要最低限の消毒だけにこだわってます。ハダニの防止や、寒さによる落下防止など、育成に関連する消毒しか行ってません。結果、あまり見栄えの良いものは少なくなりますが、「低農薬」と言うことは断言できます。最低必要農薬と言いましょうか。裏を返せば、柑橘類で「無農薬」ってのは嘘ですよ。作っている人間からすればありえない。
 見かけより味重視。「汚ないほうが実(じつ)は美味い」。実(じつ)とは言わず、「実(み)は美味い」でも通用します。食べた方なら私の言い分が解っていただけるかと思います。


ごらんのとおり、皮は汚くとも中身は瑞々しい。一皮剥けば皆同じ。外見ではなく中味で勝負!。
とは言え、あまりに汚らしいのは申し訳ないので、生産者のプライドで、ここまでひどいのはお渡ししません。自分で買って「なんだこりゃ」と思えるのは嫌になるからです。


せめてこれぐらい以上になるように努めますが、基準はあくまで「美味しそうな玉」です。
目安として、色・艶、持った感じが重さ、とんぼ型と言われる縦長よりも真ん丸型など、はっきり言って私の独断と偏見でチョイスしています。



箱詰めについて
 専用の15キロ箱に詰めて送らせていただきます。専用と言ってもネーム入りになっているだけと言えばそれだけなんですが、厚地のダンボール箱なので積み重ねでもけっこう丈夫です。
 ちなみに15キロサイズと私がよんでいるこの箱は、晩柑を入れた場合は10キロ箱と呼ばれてます。温州みかんなど小さい大きさのみかんを入れると15キロ箱と呼ばれます。玉が大きい晩柑の方が、ビッチリと詰めにくく軽いため、こういった言い方になったのでしょう。
 ・・・しかしややこしすぎる。大きさ同じの100サイズ(縦X横X奥行きの合計cm)なのに言い方を変えると余計に間違いやすいんじゃないの?と、15キロ箱で通しています。
 実際に同じ大きさの玉を揃えて均等に並べて入れると10キロぐらい。ほんとうはこういう使い方なのでしょうけど、送るとなるともったいない箱の使い方。スカスカに並べると、わざと目方を少なくしたように見えますし、何よりぎっしり詰まっていたほうがお得感は高いと思います。
 そういうことで、多少は箱に無理をかけ、こんもり盛り上がるのを押さえつけるような詰め方・梱包で行っています。

 この箱に大小おりまぜ40玉前後詰めます。なるべく大きさも揃えたい所ですが、詰め込み重視ともなれば小さいのも混ざります。小さいほうが詰め込みの玉数が多くなりますが、やっぱりある程度大きくなければハズレを掴まされたみたいなもの。しかし大きすぎるのも皮が厚いだけで、剥き難いとの声も聞かれます。
 個人的にも一番美味そうだと思えるのは、S,M、L、LL、3Lなどの中では、Mサイズに近いLサイズかなと思ってます。晩柑のイメージの中では小さいほうかも知れませんが、外皮とのバランス、そして剥きやすさなどから、大きければ良いってわけじゃないと感じてます。まあ、私のばあ様は「大きくないと売り物にならない」と言ってますが、やたら大きい晩柑でも皮がバカみたいに厚いだけで、中味の実は案外小さく感じるもの・・・。
 独断と偏見にもなりますが、自分が美味そうだと思った物しか勧めたくありません。アクセントをつけるために大きいのも入れる場合もありますが、これは食べた人にも大小の違い、または違いのなさを感じて欲しいところからでもあります。



収穫どきのこだわり調整
 他の柑橘系に比べて晩柑は、かな〜り長期のスパンで収穫時期を迎えます。具体的に言うと早いところでは3月の初め、遅いところではは8月になってから収穫するという農家もいます。農協や市場などに出荷するなら、品薄の早期3月や後期8月などに出すのが値段的には儲け幅が高くなるでしょう。でも近頃はそのことは公然に知ったとこで、あまり価値もなさそうです。
 味的に早い時期の収穫は酸味が強めで瑞々しく、遅い時期は酸味が抜けてポロポロとした実となると言われます。まあ、これも強いて違いをつける言い回しで、そんなに極端に変わりません。むしろ日当たりの良い位置、樹木間の違い、樹木の年齢差など、違いは樹木によるものの方が大きいです。
 こういった収穫時期の長い晩柑の特徴を活かしして、当方も収穫は4月中旬〜6月上旬を目安に行います。もともと農協、市場に出すことは考えてません。美味しい期間の長い晩柑の中でも、やはり春から初夏に掛ける頃が、一番美味いだろうと思うからです。また、ある程度の期間にご注文に対応するため、わりとのんびり収穫します。
 早く採りすぎると、生果実ゆえ収穫後は傷んでくるのは当然。収穫1週間以内は余裕ですが、2週間もすれば、表皮の張りがなくなり始め、3週間もすれば触っただけで解るほど実が柔らかくなります。俗に「萎びる」状態となるわけです。もちろん腐れてるわけではありません。表皮の水分は抜けますが、実はしっかりと水分を蓄えてます。でも見かけや持った感じがよろしくない。確かにぷよぷよになったら傷んでいそうと思えるでしょう。
 採りたてにこだわるところから、基本的に採り置きはしません。ご注文に応じた必要数だけを採り込むよう心がけています。自家栽培の強みを活かして、急なご注文にも対応できますので、即日発送も可能です(天気の都合もありますけど・・・・)。


冷やすと長持ち、保存の裏技
 裏技と言うほどではないのですが、晩柑丸ごと冷蔵していると冷たくて美味しいだけでなく、長期保存が効きます。常温保存では1ヶ月もするとブヨブヨになってきますが、冷蔵状態だと身の張りは全然しっかりしてます。5月に冷蔵して8月に食べるということも可能で、美味しさの損ないも感じません。むしろ冷たくて、真夏が似合う食べ物と思えるほど。
 まあ、いざ保存となったら場所を取る分、そんなに大きな冷蔵庫を持てるわけではありませんでしょうから、限られるとは思いますが、案外使える保存方法だとも思えます。




美味しく、ビタミンCでも摂ってみるか。

剥いて食べる!
 大きいサイズはなかなか剥くのが大変。そういうイメージを持つ夏みかん系ですが、晩柑は比較的皮が柔らかめ。とは言っても大きいサイズは確かに堅く剥きづらい。
 晩柑の底に両手の親指を突っ込むように押し当てて、二つに割るように力技。皮から実は取り出し、かぶりついてください。
 果汁をすすってもOK。一つ一つ果肉の袋を剥いてかぶりついてもOK。ワイルドにかぶりついた分だけ、食べてる実感が味わえます。


切って食べる!
 ちょいと上品にデザート風に食べましょう。晩柑を丸ごと包丁で真っ二つ。縦に切るのではなく、横から水平に包丁を入れます。
 後はスプーンでホジホジして食べます。手も汚れず、果肉も綺麗に食べれます。
 更に、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておくと、なおジューシー。食後のデザート、午後のおやつブレイクなど、ちょっとしたところで、少しリッチな気分になれますよ。


搾って飲む!
 ちょっともったいない気もしますが、これぞホントの濃縮100%。私個人では、売り物にならないような小さい物や、青みが残って色が着ききれない物を搾って飲んでます。これがけっこう具合が良い。小っこくて売り物にならないような物は、改めてジュース専用で売れるかな?と思うくらいです。
 わざわざ買ったスロージューサータイプで搾ると、果汁ドロドロの超濃縮。せっかくの果肉を楽しめないけど、これもアリかなと思えます。


美味しさもあってビタミン摂った充実感。市販100%ジュースやサプリメントもいいけど、やっぱ本当のビタミンには本物でしょ。

一度試しに食ってみなはれ。柑橘好きならたぶん納得!


 天草晩柑 15kg箱

 税込み 2500

 ・販売期間:4月上旬〜6月上旬。予約可能。
 ・1箱には約40玉前後、14Kg前後入ります。
 ・玉の大きさは必ずしも一定になりません。


 
 (別ウインドウで開きます)

【 収穫・在庫予告 】
4月より収穫します。ご注文に準じ発送を行います。目安として6月上旬頃までご注文は受付できると思えますが、なくなり次第終了となりますので、あらかじめご了承ください。

終了しました

この商品に関してのご案内
ご注文について 送料・配送について
●この商品は季節収穫のつき、期間限定となります。収穫期間は「4月上旬以降」を予定してます。
注文受付期間は4月上旬〜6月上旬としていますが、なくなり次第終了となります。
基本的に注文に応じて必要数だけ採取します。雨天が続くと品不足でも採取できず、2、3日延びることもあります。
●ご注文は電話・FAX・メールなどで承ります。
・電話/FAX 0969-75-0632
・メール kanrinin@amakusa-fukami.com
また、上記の「予約・仮注文する」ボタンからの「仮注文フォーム」をご利用ください。
●発送は4月上旬からになります。
主に、ゆうパックにて送らせてもらいます。
お届け時間指定が可能です。
「午前中」、「12時〜14時」、「14時〜16時」、「16時〜18時」
「18時〜20時」、「20時〜21時」など
●送料はお届け地域、個数などにより変わります。正確な送料は「ご注文確認のお知らせ」メールなど、後ほどお知らせします。

お支払いについて  取り扱い・返品について 
●商品に同梱して、郵便局の「郵便振替」用紙を添付します。商品お届け後1週間以内を目安に、お振込みください。
●「傷み・腐敗」を送っては恥と心得、一玉一玉目視確認の手作業にて梱包してますが、何らかのアクシデントにより、商品に傷みが出ていた場合など、交換・返品に応じます。 

みかん箱15キロサイズでの、ゆうパック100サイズ(縦x横x奥行きの合計センチ)の送料目安
北海道 北海道 1,800円
東北 青森 岩手 秋田 山形 宮城 福島 1,800円
関東 茨城 栃木 群馬 埼玉 東京 神奈川 山梨 1,550円
信越 新潟 長野 1,550円
北陸 富山 石川 福井 1,350円
東海 静岡 愛知 三重 岐阜 1,350円
近畿 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 1,200円
四国 香川 徳島 愛媛 高知 1,200円
中国 鳥取 岡山 島根 広島 山口 1,100円
九州 福岡 佐賀 大分 長崎 宮崎 鹿児島 1,100円
沖縄 沖縄 1,350円
県内 熊本 1,050円
※最大で1箱辺りこの送料がかかります。出荷個数などで多少安くなる場合もあります。
この金額以下になるよう努めますので、詳細は折り返しメールにてご確認ください。


             
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